bxjaprnind パッケージを用いて、「要件」の例を再現してみる。
3.1.5 節の図 3.15。
\documentclass{tarticle} \usepackage{bxjaprnind} \usepackage{otf} \pagestyle{empty} \begin{document} \noindent\begin{minipage}{14zw} % 注意: minipage では \parindent はゼロが既定 \setlength{\parindent}{1zw} %\parheadparenindentamount{0}% 既定値 次のように発音どおりにならない事項もあり注意する。 「現代仮名遣い」では、助詞の「へ」は「へ」と 書くのがルールである。 \end{minipage} \par\bigskip \noindent\begin{minipage}{14zw} \setlength{\parindent}{1zw} \parheadparenindentamount{-0.5} 次のように発音どおりにならない事項もあり注意する。 「現代仮名遣い」では、助詞の「へ」は「へ」と 書くのがルールである。 \end{minipage} \end{document}
なお、図 3.15 の②のように折り返しの行頭に字下げを入れるためには、JFM を修正する必要がある。
同節の図 3.16。
\documentclass{tarticle} \usepackage{bxjaprnind} \usepackage{otf} \pagestyle{empty} \begin{document} \noindent\begin{minipage}{14zw} \setlength{\parindent}{1zw} 「……ございましょか」\\ といいながら、…………………をみて、\\[>] 「……ございましェ」\\ といい、さらに……\\[>] 「……ございましェ」\\ といって十数分…… \end{minipage} \par\bigskip \noindent\begin{minipage}{14zw} \setlength{\parindent}{1zw} 「……ございましょか」\\[>] といいながら、………………をみて、\\[>] 「……ございましェ」\\[>] といい、さらに……\\[>] 「……ございましェ」\\[>] といって十数分…… \end{minipage} \end{document}
