マクロツイーター

はてダから移行した記事の表示が崩れてますが、そのうちに直せればいいのに(えっ)

LaTeXで「源暎ノンブル」を使いたい話

これは「TeX & LaTeX Advent Caleandar 2021」の30日めの記事です(うわぁ)
(29日めは zr_tex8r さん でした。)

「源暎ノンブル」を語ってみる

「源暎ノンブル」とは……。

要するに、小説などの文庫本のページ番号表記でよく見かける1”あの書体”が使えるフリーフォントです。(ちなみに「ノンブル」とはページ番号表記のことを指します。)

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あの書体

gennomパッケージを使ってみる

github.com

gennomパッケージを読み込むと、欧文フォントとして「源暎ノンブル」を使えるようになります。

  • 欧文フォントファミリ名gennomが「源暎ノンブル」を表す。
  • \gennomfamily命令で「源暎ノンブル」に切り替えられる。
  • \textgennom{<テキスト>}で引数のテキストを「源暎ノンブル」で出力する。

※gennomパッケージは「欧文LaTeXpLaTeX/upLaTeX+dvipdfmx」で使えます。一応LuaLaTeXでも使えますが、LuaLaTeXの場合は普通にfontspecで「源暎ノンブル」が使えるためあまり有用でないでしょう。

%#!uplatex
\documentclass[uplatex,dvipdfmx,a4paper]{jsarticle}
\usepackage{gennom}%源暎ノンブルしたい!
\begin{document}
\textgennom{1234567890}%源暎ノンブルで出力
\end{document}

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upLaTeXで「あの書体」した例

「源暎ノンブル」でノンブルしてみる

実際にjlreqクラスの縦書きの文書でノンブル書体を「源暎ノンブル」にしてみましょう。

%#!uplatex
\documentclass[uplatex,dvipdfmx,book,tate,paper=a5]{jlreq}
\usepackage{gennom}
\usepackage{bxjalipsum}%「猫」
\NewPageStyle{gennom}{%ページスタイルの定義
  nombre_font={\gennomfamily},
  nombre_position=bottom-left}
\pagestyle{gennom}%ページスタイル指定
\begin{document}
\chapter{例によって『猫』である}
\jalipsum{wagahai}
\end{document}

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ノンブルを「あの書体」にしてみた

いい感じですね!😊

まとめ

いつまでもクリスマス気分でいるのはやめましょう🙃


  1. 最近ではよく見かけない、という説もある。