今年の年賀状。
以前に述べたとおり、年賀状にはその年の数に関連した数学パズルを載せるのが通例である。*1しかし去年はパズルを作っている気力が 1 ポイント*2もなかったので、3 年前に作っていたネタで済ませた。
肝心のパズル問題の部分の文字がチョット読みづらいが、以下のように書かれている。
右図の数式はそのまま計算すると結果は 28 になる。この数式に記号を 2 つ追加して計算結果が 2016 になるようにせよ。
一番上にあるのはハワイ語での新年の挨拶。
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期待が存在するようなので、LuaLaTeX 文書ソースを出しておく。
- nyc2016.tex (Gist/zr-tex8r)
※ただし実際に版面を作ったときは、図案の部分だけを pdfLaTeX (+ TIkZ) で作って、その出力を一旦 PNG 画像にして微修正を入れた後に、その画像を LuaLaTeX 文書で挿入する、という方法をとっていた。上の文書は後から作ったもので、ここでは署名を入れていない。
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[追記] パズルの内容に関する補足説明。
- 使えるのは“記号”だけであり、数字および文字(sin、π 等)は使えない。
- 3乗根・4乗根…の記号は「根号と数字」と見なされ、数字を含むので使えない。
- 小数の表記として、次のような整数部の 0 を省いた形や循環小数表記も使える。
- 数学や科学での数式として使用実績のない記号は使えない。
- 括弧の類は左右 1 組で 1 つの記号とみなす。