今のところ「llmk 自体がアレ」というブログ記事はまだ存在しない(たぶん)が,そのうち書かれることだろう🙃 #llmk
— ワトソン (@wtsnjp) 2020年9月23日
「llmk自体がアレ」記事がなくて夜も眠れない人がいるかもしれないので、作ってみた。
フツーにllmkしたらフツー
フツーのupLaTeX文書を用意する。
[main.tex]
%#!uplatex \documentclass[uplatex,a4paper]{jsarticle} \begin{document} llmkは素敵! \end{document}
これをllmkでビルドする。
llmk main.tex
uplatexとdvipdfmxが走って、main.pdfが生成される。
$ ls main.aux main.dvi main.log main.pdf main.synctex.gz main.tex
フツー。
--silent付きでllmkしたらアレ
llmkには--silent
というオプション(短縮名-s
)があって、これを指定すると、中で起動するコマンドの端末出力が抑止される。
先ほどのソースファイルを、今度は--silent
付きでビルドする。
※いったん生成ファイルをclobber(llmk -C main.tex
)した後で。
llmk -s main.tex
すると今度はDVIは生成されるがPDFが生成されていない。どうやらdvipdfmxが実行していないらしい。
$ ls main.aux main.dvi main.log main.synctex.gz main.tex
アレ!
まとめ
というわけで、夜もあんしん🙃
補足
さっそくllmkが修正されたようです。
これでllmk者もあんしん🙂