「TeX on LaTeX」のロゴ
発表のスライドをよく見れば判ると思うが、「TeX on LaTeX」のロゴの「on」はスモールキャピタルで書くのが正式である。もちろんスモールキャピタルをサポートしないフォントではサイズを縮小した大文字で代用することになるだろう。プレーンテキストでの表記は小文字の「on」(従って、全体では「TeX on LaTeX」)である。
(2011-11-03 追記) 上記の「TeX on LaTeX」のロゴを出力するためのパッケージを用意した。
- 簡易包装コーナー → BXtollogo パッケージ
それにしても、スモールキャピタルがサポートされているかを調べるのって結構大変なんだな。大変だから何か既存のパッケージが CTAN にあるかと思って探したけどどうもなさそう。
上の画像のソースは以下の通り。metalogo パッケージは \TeX
や \LaTeX
等の(恐らくは \TeXonLaTeX
よりは)一般的なロゴを現在フォントに応じて自動調整して出力するためのもの。そしてよく見ると、右のフォント名の出力は意味もなく「CM Attritta + マルベリ」になっている。
\documentclass{article} \usepackage{metalogo,bxtollogo,type1cm} \usepackage[noalphabet]{pxchfon} %+ \sffamily/\gtfamily を \usepackage[sfgt]{bxattritta} %+ CM Attritta + マルベリ に \setgothicfont{MTLmr3m.ttf} %+ 設定する \pagestyle{empty} \begin{document} \newcommand\outToL[4]{% \makebox[100pt]{% \fontfamily{#1}\fontseries{#2}\fontshape{#3}\selectfont \TeXonLaTeX}% \mbox{\sffamily\scriptsize #4}\par} \begin{quote} \outToL{cmr}{m}{n}{(CM Roman 系)} \outToL{cmss}{m}{n}{(CM Sans 系)} \outToL{qtm}{m}{n}{(Times 系)} \outToL{qpl}{m}{n}{(Palatino 系)} \outToL{qhv}{m}{n}{(Helvetica 系)} \outToL{qag}{m}{n}{(Avant Garde 系)} \outToL{cmfr}{m}{it}{(CM Funny Italic 系)} \end{quote} \end{document}