dvipdfmx な graphicx で pagebox する件
とりあえず作ってみた。
- tcpagebox.sty (Gists/zr-tex8r)
dvipdfmx または xetex ドライバを指定して graphicx パッケージを読み込んだ後に tcpagebox パッケージを読み込む。*1すると、\incdludegraphics
命令の pagebox オプションキーが使用できるようになる。指定できる値は pdftex ドライバと場合と同じで、mediabox/cropbox/bleedbox/trimbox/artbox の何れかである。この際に、page キーで取込対照のページを指定できる。
\documentclass[a4paper,dvipdfmx]{article} \usepackage{graphicx} \usepackage{tcpagebox} \begin{document} \includegraphics[width=2cm,pagebox=artbox]{image.pdf} \includegraphics[width=2cm,page=2,pagebox=artbox]{image.pdf} \end{document}
また、pagebox キーが非指定の場合は、tcpagebox を読み込まない従来の動作がそのまま保たれる。この時、dvipdfmx ドライバでの page 指定は古いシステムでは完全にはサポートされていないことに注意。
なお、実装コードはエクストリームにアレなので見てはいけない ;-)
*1:graphicx のドライバ指定に適応するため、tcpagebox 自身にはドライバ指定がない。