寡聞にして知らなかったが、今年は何かの言語でドラゴン曲線を描かなければならないらしい。
TeX 版がもう何十年の前に終わっているというのは、このブログにとっては深刻な問題である。*1
しかし、冷静に考えてみれば、道はまだ残されている。Knuth 氏は絶対に LaTeX は使わないはずだ。だったら TeX 言語じゃなくて LaTeX 言語でやればよい!
\documentclass{article} \usepackage{tikz} \usetikzlibrary{lindenmayersystems} \begin{document} \begin{tikzpicture} \draw[green!50!black,rotate=180,l-system={rule set={X->X+YF,Y->FX-Y}, step=2pt,angle=90,axiom=FX,order=13}] l-system; \end{tikzpicture} \end{document}
300 バイトもないソースコードだが、これで次の出力が得られる。
非常に素晴らしい……えっ、何がって? もちろん、TikZ が。
*1:「Grass でやればよい」という悪魔の囁きが聞こえたが何とか耐え忍んだ。