「dvipdfmxと3つのバッド・ノウハウ」に関するアレ(2)
(前回の続き)
「正しさのすすめ」
「集い」でZR氏の話を聴いた後にスライドの内容を確認した人なら気付いたと思うが、実は発表を途中で打ち切っている。(時間が足りない場合はそこで打ち切ると事前に決めておいた。)
“前途放棄”した部分は「dvipdfmx で画像する正しい方法」を示したもので、特に笑えるようなものではないのだが、知識としては重要なので、改めてここで紹介しておく。
ステップ①: extractbb 自動起動設定
その方法は……TeX WIki を見ろ。
ステップ②: graphicx 読込
graphicx に dvipdfmx を付ける。当然!
color パッケージを使う場合は、color にも dvipdfmx を付ける。当然!!
\usepackage[dvipdfmx]{graphicx} \usepackage[dvipdfmx]{color}
ステップ③: 画像を挿入
ここで bb は付けない。
もし画像の一部だけを入れたい場合は、代わりに viewport というオプションを使う。
\includegraphics [viewport=18 162 342 342] {image.png}
そうすると………、なんと、なんと、なんと、正しい出力が得られます!!
とってもハッピーですね! というわけで、Happy TeXing!
(ありがとうございました)