マクロツイーター

はてダから移行した記事の表示が崩れてますが、そのうちに直せればいいのに(えっ)

unicode-math を完全に理解したい話(2)

(前回の続き) unicode-math の理論を完全に理解したい 「数式英字(sym系)」と「テキスト数式英字(math系)」の分離 unicode-math では、「単文字と複数文字の区別」を斜体以外の数式書体にも適用する。単文字識別子用の文字を「数式英字(math alphabet)」と…

unicode-math を完全に理解したい話(1)

zr_tex8r 「unicode-math完全に理解した」の図#TeX #LuaTeX ツイートへのリンク unicode-math パッケージにおける数式フォントの扱いについて学習中なので、学習メモをてきとーに書き流しておく。 ※数式フォントの中でも、特に数式英字フォント(数字、ラテ…

TeX でデータ構造する場合のヤヤコシイ話(続き)

TeX

(前回の続き) window.twttr = (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0], t = window.twttr || {}; if (d.getElementById(id)) return t; js = d.createElement(s); js.id = id; js.src = "https://platform.twitter.com/widgets…

TeX でデータ構造する場合のヤヤコシイ話

TeX

window.twttr = (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0], t = window.twttr || {}; if (d.getElementById(id)) return t; js = d.createElement(s); js.id = id; js.src = "https://platform.twitter.com/widgets.js"; fjs.paren…

画期的な関数型組版言語を作ってみた(※ただし画期的)

夏! 酷暑! ゆきだるま☃︎! window.twttr = (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0], t = window.twttr || {}; if (d.getElementById(id)) return t; js = d.createElement(s); js.id = id; js.src = "https://platform.twitter…

TeX 言語で goto してみる的なナニカ

TeX

window.twttr = (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0], t = window.twttr || {}; if (d.getElementById(id)) return t; js = d.createElement(s); js.id = id; js.src = "https://platform.twitter.com/widgets.js"; fjs.paren…

そういえば ZXjafont が新しくなった(v0.4)

もう随分昔のこと(2018 年 5 月)だけど。 CTAN Package: ZXjafont 0.4 版。 本記事では、この版の新機能について解説する。 ZXjafont って何 簡単にいうと、PXchfon とか luatexja-preset の機能にあるような「和文フォントのプリセット設定」を XeLaTeX +…

チョット arara してみた件

window.twttr = (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0], t = window.twttr || {}; if (d.getElementById(id)) return t; js = d.createElement(s); js.id = id; js.src = "https://platform.twitter.com/widgets.js"; fjs.paren…

LuaLaTeX で和文しない速さを調べてみた

window.twttr = (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0], t = window.twttr || {}; if (d.getElementById(id)) return t; js = d.createElement(s); js.id = id; js.src = "https://platform.twitter.com/widgets.js"; fjs.paren…

TeX Live 2018 で日本語ファイル名するとアレ(1)

TeX Live 2018 において「入力エンコーディングの既定値を UTF-8 にする」という重要な変更が行われた(参考)。その副作用として、「LaTeX 起動時に、非 ASCII 文字を含む文書ファイル名を使うとエラーになる」という不具合が報告されている。 (不具合の例…

Windows の ANSI コードページを知りたい話(2)

(前回の続き) Perl で ANSI コードページを知りたい Win32 モジュールを使う Win32 モジュールは Win32 API の(比較的)単純なラッパーである関数群を提供するもの。use strict; use Win32; # ANSI コードページ print("ANSI cp = ", Win32::GetACP(), "\…

Windows の ANSI コードページを知りたい話(1)

問題の背景とか ANSI コードページについてテキトーに語る 基本的に、イマドキの Windows は文字列を(論理的には*1)「Unicode 文字の列」として扱う。Windows のフツーの GUI プログラムは Unicode 文字列を直接扱う。しかし、Windows 的にレガシーな「文…

Noto CJK のフォント名情報も理解したい話

一覧表 詳細は Source Han の時と同じ。 ※横幅を抑えるため、以下の表では「Noto」を「N.」と略記している。 実際のウェイト完全名ファミリ[組版的ファミリ]サブファミリ[組版的〜]PostScript 名 [Noto Serif CJK JP(非サブセット)] RegularN. Serif CJK J…

新しい BXjscls の話(v1.9)

TeX Live 2018 および W32TeX は既に更新されている。 Package BXjscls (CTAN) 1.9 版 近いうちに、メジャー改版となる 2.0 版のリリースを予定していて、今回の 1.9 版はそれに向けた準備が含まれる。 textwidth と textwidth-limit と \jsTextWidthLimit …

源ノアレのフォント名情報を理解したい話

源ノ明朝(Source Han Serif)・源ノ角ゴシック(Source Han Sans)のフォント名情報(name テーブルにあるやつ)についてチョット調べてみた。 一覧表 パターンを把握するという目的のため、以下のものに対象を絞る。 非サブセットの日本語版と簡体字中国語…

Windows な XeTeX で TEXMFLOCAL なフォント名する方法

TeX

オレ的メモ。(“真っ当な方法”が何なのかは不明。) 前提 TeX Live/Windows 上で XeTeX を使っている。 問題 通常は、XeTeX 上で「フォント名で(ファイル名ではなく)指定できるフォント」は、そのファイルが以下のディレクトリにあるものに限られる。*1 C:…

新しい bxtexlogo の話(v0.4)

window.twttr = (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0], t = window.twttr || {}; if (d.getElementById(id)) return t; js = d.createElement(s); js.id = id; js.src = "https://platform.twitter.com/widgets.js"; fjs.paren…

SATySFi を極めました #4月1日

むずかしかったです。

BXjscls の新しいやつ(v1.8)

Package BXjscls(CTAN)1.8 版。 ※TeX Live での収録は 2018 から。 前回の記事の続きで、今度は 1.7c → 1.8 の変更点の話。 あるいは、jlreq クラスのクラスオプションの真似事がしたかった、という話。 base と jbase が両方とも指定できる話 従来は、bas…

inputenc しないアレなやつの話

とある GitHub プロジェクトのとある issue において、「inputenc パッケージを読み込まずに Latin-1 のテキストを通す」というアレな LaTeX 文書を紹介した。これは「inputenc 非読込の状態では、高位バイト("80〜"FF)についても入力した符号値の文字がそ…

BXjscls の新しいやつ(v1.7c)

CTAN での最新版は 1.8 版で、W32TeX ではこの版が収録されている。 Package BXjscls(CTAN)1.8 版。 しかし、TeX Live でこの版(以降)が収録されるのは 4 月末リリース予定の 2018 からであり、TeX Live 2017 最終版の BXjscls は 1.7c 版である。そこで…

PXchfon の新しいやつ(v1.2)

TeX

W32TeX には既に収録されている。 Package pxchfon(CTAN)1.2 版。 TeX Live については、4 月末にリリースされる予定の TeX Live 2018 に収録される。 源ノ書体プリセットがフツーになる話 源ノ書体系のプリセット(sourcehan、sourcehan-otc、noto、noto-…

今日はアレの日!

どうやら世間はホワイトデーのようです。 で、円周率といえば、やっぱり(バージョン番号的に)TeX ですね。 というわけで、チョット SATySFi で円周率を 3 万桁ほど組版してみました。 pi.saty(Gist:zr-tex8r) 以上!

チョット SATySFi で文書を作ってみた

SATySFi がはじまった window.twttr = (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0], t = window.twttr || {}; if (d.getElementById(id)) return t; js = d.createElement(s); js.id = id; js.src = "https://platform.twitter.com/w…

LaTeX 文書のページ番号を“ゆきだるま化”したい話

window.twttr = (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0], t = window.twttr || {}; if (d.getElementById(id)) return t; js = d.createElement(s); js.id = id; js.src = "https://platform.twitter.com/widgets.js"; fjs.paren…

texadvent2017 の記事ではないものセレクション

TeX

TeX & LaTeX Advent Calendar 2017 の記事ではないものを列挙したい。ただしこの条件に当てはまるもの自体はたくさんあって、例えば“黄色のアヒル”は texadvent2017 の記事ではない(もちろん黒くなくてカラスでもない)。従って、全部挙げることは諦めて「2…

2018 年のパズル年賀状

TeX

今年の年賀状。 以前に述べたとおり、年賀状にはその年の数に関連した数学パズルを載せるのが通例である。*1しかし去年は是非ともアレをやってみたかったので、アレをやってみた。 アレである。まあ、たまには解き方が判っている問題でもいいかな、と。 一番…

LuaLaTeX で例の文部省唱歌をアレしてみた

おかげさまで、今年も某アドベントカレンダーを無事完走させることができました。 その中でも特に、6 日目の記事ではトッテモ素敵☃︎な文部省唱歌が紹介されました。 LilyPond と Ghostscript と TeX で作る楽譜と文章を組み合わせたドキュメント スバラシイ…

今年も Merry TeXmas! ― \end{texadvent2017}

TeX

☃ TeX & LaTeX Advent Calendar ☃ 2017/12/01 〜 2017/12/25 〜TeXでつくるアレ〜 * * * 祝! アドベントカレンダー完走! (pdfLaTeX 文書) というわけで、6 回目の開催となる TeX & LaTeX Advent Calendar 2017 も、素敵な TeX ネタを途絶えさせることな…

BXjscls の新しいやつ(v1.7a)

[ステマ] ☃︎ TeX & LaTeX Advent Calendar ☃︎ 2017/12/01 〜 2017/12/25 〜TeXでつくるアレ〜 TeX & LaTeX アドベントカレンダー 2017 * * * W32TeX や TeX Live では既に更新されている。 Package BXjscls(CTAN)1.7a 版。 元号に関するアレコレ 現在の…